ダイヤモンドの鑑定書、及びソーティングのあまり教えてくれない見方について。
僕ら業者が「旧鑑」と呼んでいるものですが、
もしお手元に鑑定書やソーティングをお持ちでしたら、
ご覧になってみてください。
まず一つ目は、カラーのところですが、
「JJA/AGL認定マスターストーン・セットNo.」が200番台になっていますか?
そうでないものは、昔の基準でカラーの認定が甘く、
取り直すとグレードが下がるものが多いです。
また、鑑定書に「GIAグレーディングシステムに準拠」という記載がありますか?
2006年4月から新しいカット評価の基準がされており、
新GIA方式といいます。
その以前の基準である旧AGL方式のものは、再評価が必要となってきます。
これらの旧鑑定書は、クラリティグレードも甘いものがあり、
リフォームなどの際に、再鑑定をご希望の場合は、
ソーティング及び鑑定書のご依頼も承っております。
(ダイヤモンドはルース(裸石)の状態でないと、
ソーティングや鑑定書は出来ません。)