鑑別書の表記で
鉱物名 天然ジェイダイト
宝石名 ジェイダイト(ひすい)
と表記され、その中でも中国ではA貨と言われる無処理のものを販売致します。
リング、バングル、ペンダントなど数十点です。
実際にお手に取ってご覧頂ける機会です。
ミャンマー翡翠(jade) 無処理 A貨(鑑別付)
天然ジェイダイトのなかでも、A貨と言えるものは、
重量で全体のごくわずか。
A貨:無処理
B貨:漂白 樹脂含浸処理
C貨:有色(染め)樹脂含浸処理
翡翠の含浸処理は1990年頃から出てきたと言われています。
また、緑の上質のジェイダイトの猛烈な価格上昇も1990年代の
半ばあたりからではないでしょうか。
上質のミャンマー翡翠は高くなってしまったので、
他の石を翡翠として売っているケースや、
日本の宝飾店でもネフライトを翡翠として売っています。
ミャンマー翡翠でも処理されたものは多いです。
無処理の美しいものの産出は少なくなっていますし、
中国などが高く買うので、
日本にいいものが入って来ない状況が長年続いています。
翡翠として売られている類似石の例
1、ネフライト(最も多い)
2、グリーンアゲート
3、カルセドニー
4、グリーンアベンチュリンクォーツ
5、クォーツァイト(染め)
6、グリーン・グロッシュラー・ガーネット
7、クリソプレーズ
8、エメラルド
9、完全模造石
鑑別を取った場合、上記のジェイダイト(ひすい)と表記されるのは、
商業ベースでの産地はミャンマー翡翠のみです。
中国で産出される翡翠とされるものは、全てネフライトで、
希少性、価値が大きく異なります。
翡翠の鑑別を取ると、全てのミャンマー翡翠には、
「通常、光沢の改善を目的としたワックス加工が行われています。」
というコメントがつきます。
これは翡翠は研磨のときにワックスをかけながら研磨するからです。
このワックス研磨をしていないものを証明するための
検査料はプラス1万円ほどかかり、
このワックスの成分は手の油と同じ成分が鑑別では検出されるので、
あまり意味がないというのが、鑑別会社の見解です。
従って、通常の検査ではワックス加工の有無を調べないので、
上記のようなコメントが必ずつき、無処理の範囲内とされています。