ネット通販も含めて、小売でダイヤモンドの蛍光性について
しっかり開示をし、説明を行い販売しているところは少ないので説明します。
天然ダイヤモンドに紫外線を当てると、蛍光を発する性質があります。
ダイヤモンドの買取では蛍光性は評価の対象であり、
蛍光性が強いほど評価が低いのです。
また、EUの一部では強い蛍光性が好まれないと言われており、
ずばり価格に影響を及ぼします。
VERY STRONG BLUE は
NONE, FAINTと比較して
20%程度価値がダウンします。
ソーティングには「Fluo」欄、
グレーティングレポートには、「蛍光性」欄に記載があります。
ソーティングの記載は蛍光性の弱い順に
NONE(蛍光性がない)
FAINT(蛍光性が若干ある)
MEDIUM BLUE(蛍光性あり、青く光る)
STRONG BLUE(蛍光性が強い)
VERY STRONG BLUE(蛍光性がかなり強い)
となって、下に行くほど業者間での価格は下がります。
ダイヤモンドの蛍光性を否定的に考えるマーケットが
存在するので、仕方がありません。
Fredericksでオーダー頂いたセンターのダイヤモンドについては、
NONEもしくはFAINTでご用意させて頂いています。